■【第一章】19世紀にシモニデス氏が模写した写本
- 19世紀から広まっていた『うわさ』
- シモニデス氏の側を優勢とする証拠
- シモニデス氏…優れたギリシャ語古書体筆記者
- 全く何も書かれていない一冊の製本された古冊子
- 新聞紙上でのシモニデス氏の指摘
- 『生存する多くの証人たち』
- 修正者が付けた『マーキング』・シモニデス氏が付けた『イニシャル』
- 『シナイ写本』…シモニデス氏が書いた唯一の写本
- 不合理で不可能な、ティッシェンドルフの説明
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(シナイ写本の筆記者)
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■【第二章】シナイ写本の不自然なページ
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■【第三章】シナイ写本の背後の『謀略』
- シモニデス氏自身が、だまされていた!
- 多くの疑惑
- シナイ写本の出現のタイミング・聖書への攻撃
- 聖書を打倒しようとする『国際組織』
- シモニデス氏を支持するジャーナリスト
- 紳士であり大いなる誠意の人、シモニデス氏
- シモニデス氏の作業を目撃したカリニコス氏の証言
- 証拠隠滅…識別マークがあるはずの箇所の『傷』
- 「ティッシェンドルフは世界をだましている」
- ギリシャ語の下手な読み方を酷評されたティッシェンドルフ
- シモニデス氏の主張を裏付ける証拠
- 敵対者たち・擁護者たち
- 聖書の権威をボロボロにしようとする『謀略』『偽造』
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(シナイ写本の一部とバチカン写本の新約聖書の筆記者)
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■【第四章】現代ギリシャ語で書かれているシナイ写本 【1】『ヘルマスの牧者』
- シナイ写本が19世紀に作成されたことの確実な証拠
- シモニデス氏が持参した『ヘルマスの牧者』の本文
- ティッシェンドルフが「中世の産物」と指摘していた『ヘルマスの牧者』
- シナイ写本の中にあった同一の『ヘルマスの牧者』
- ティッシェンドルフのジレンマ
- ギリシャ語の権威者ジェームズ・ドナルドソン博士
- ジェームズ・ドナルドソン博士の説明
- ギリシャ語の権威者による鑑定…
『ヘルマスの牧者』に関するドナルドソン博士の見解
- 見解を一変させたティッシェンドルフ
- 『いかがわしいもの』『後代に作成された本文』
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《J・ドナルドソン博士
(1831年〜1915年)
ギリシャ語権威者・古典学者》
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■【第五章】現代ギリシャ語で書かれているシナイ写本 【2】『バルナバの手紙』
- 現代ギリシャ語を含む『バルナバの手紙』
- 近年の学問の影響を受けて書かれたもの
- 「古代には知られていない意味でありながら、現代ではよく使われている意味」
- イエズス会士たちが早くから流通させていた二写本
- シナイ写本が19世紀の産物であって、古代の写本では全くない証拠
- 新聞に掲載された好意的書評
- 新聞の実在を否定しようとした陰謀者
- 閲覧が不可能とされた記事
- 明らかな意図的偽りの掲載
- 組織的な『除去』・大がかりな『だまし』・非常に大きな『うそ』
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(『ハンマー』を意味する現代ギリシャ語の『なぐり書き』)
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■【第六章】19世紀のシナイ写本とバチカン写本の同時改ざん…マルコ16・9〜20の削除
- 世界がだまされてきたこと
- 同じ筆記者によって書かれたページ
- バチカン写本の新約聖書を書いた人物が繰り返して行った『削除』
- 同じ時に同じ所で同じ筆記者によって作られた二写本
- これまで告げられてきた偽りの主張
- 偽造の扇動者・実行者
- 偽造探知に対する対策
- 「彼らは私のポケットの中を調べ、ペンとインクと紙を取り上げた」
- 偽りを広める『学術的』出版物
- シナイ写本とバチカン写本の空欄部分
- 『行分け法』
- 両方のページを書いた同じ人物の手
- アレキサンドリア写本に書かれているマルコ16・9〜20
- 偽造者たちの失態
- 写本2427…『バチカン写本』からマルコ16・9〜20も書き写された偽造物
- 1874年まで市場に登場しなかったインクの使用
- 1857年以前の『バチカン写本』には十二の節が含まれていた!
- キリスト教信仰を無とするための『偽造』『ごまかし』
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■【第七章】四分割されたシナイ写本…異常と矛盾の概観
- シナイ写本の『異常や矛盾』
- シナイ写本の四つの分割部分
- あまりにも多くの人が、だまされてきた!
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■【第八章】シナイ半島にあるシナイ写本(1975年発見)
- ほとんど提供されていない情報
- 『ティッシェンドルフによる説明』に対する困惑
- 隣接する不釣り合いのページ
- 一枚だけ「はずされた」リーフ
- シモニデス氏が付けた識別マーク
- 証拠の隠滅
- 不自然なレヤーケーキ構造のリーフ
- ■ハサミを使ってカットされた皮紙
- 寡黙の批評家たち
- 封印される部屋への隠蔽
- 破壊的な改ざん行為
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(墨で醜く消され、読めなくされたもの)
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■【第九章】ドイツのライプチヒにあるシナイ写本
《改ざんの前と後》
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■【第十章】イギリス大英図書館にあるシナイ写本
《1845年の証言者
ウスペンスキー主教》
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■【第十一章】偽造写本の歴史
【事例1】『パピルス P75』
- バチカン写本を支持するものとされたパピルス紙
- イエズス会の深い関わり
- 三人のイエズス会士が設立した組織
- イエズス会士 ルイス・ドゥトルロウ・SJ
- 出所が不明のパピルス
- 「開くことのできない」製本物?
- 非常に不思議な釈明
- 名称を変えてバチカンに贈呈されたパピルス
- 武装した車列・機関銃を持った人々…
- バチカンから出てバチカンに戻ったパピルス?
- バチカン写本を裏付けようとしたパピルス紙
- パピルスに熱いアイロンを当てさせたボドマー
- 大いにだまされてきた聖書の学術界
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《パピルス P75に熱いアイロンを当てさせたボドマー》
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【事例2】『イエスの妻の福音書』
- 『ダ・ヴィンチ・コード』にぴったりの時に出現!
- 『打ち間違い』(誤字)までコピーされた「たわごと」
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《ウェブページから『まちがい』もいっしょにコピーされた『イエスの妻の福音書』断片》
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■【第十二章】 結論
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《終わりに》 現代版『新約聖書』の正体
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